♪ようこそ、竹の話しへ♪
竹は空前のエコロジー材料なのです。
なぜって?
竹は、一晩で1mも成長します。
3ヶ月で数m、4年で成竹になる生命力の強い植物です。
また、伐採後も植樹する必要なく、芽を出してくれ、
雨水だけで生育できる植物なのです。
生物分解性により100%腐敗することから地球を汚すことがありません。
それどころか、世界中の竹林が管理されずに、荒れ果ててるのが現状なのです。
今後、竹林の伐採により、整備されることが必要なのです。
竹には"バンブークン”と呼ばれるユニークな抗菌作用を持っており、
天然素材のみの抗菌作用があります。
竹は、農薬等を使う事無く成長することより、
薬害物を使っていない"といっても、過言ではないでしょう。
故に、アレルギー体質の方
敏感肌のかた
赤ちゃん
お年寄りの方にも最適です。
また、50回洗濯をしても、素材構造から来るものですから、
抗菌効果が無くなることはほとんどございません。
竹繊維はミクロの空洞と割れ目がある多孔質の特有の構造から、吸収性に優れており、綿の約2倍の吸収力があります。
夏にはこの構造から他の素材より1〜2℃程度温が下げられ、冬には暖かい夢の天然素材です。
また、最近ではマイナスイオンを多く出す素材でも注目中です。
とても環境に優しい素材だと思いませんか?
ロハス(LOHAS)的発想で自然と一体になってみませんか。
昔から使われていた!
昔の人は、笹におにぎりを包んでお弁当として、持っていきました。
まさに、抗菌効果、通気性の良さを知っていたのですね。
一度使ったら、虜になっちゃう肌触り(アルカリ抽出による)、艶やかさ
(素材から)、人にも環境にも優しい21世紀のオールマイティーな素材なのです。
綿より吸収力が高く、絹の光沢、麻の涼しさ、どの素材より抗菌力を持つ夢の素材ではないでしょうか。
竹に包まれて、癒しと安らぎを提供致します。
竹の劣点は
オールマイティーの竹にも他の繊維に劣る部分が数箇所あると言っていいでしょう。
ひとつは、テンションが綿に比べ70%程度であることです。つまり、強度の問題です。
簡単に言えば寿命が綿に比べ70%程度と言うことでしょう。
もう一点は、糸が滑り易い事。
また、良し悪しではございませんが、綿に比べ比重が重い材料です。綿を1とすると1.52の比重です。このようなことを念頭に利点に変えるべく、製品を作っております。
個々には、製品紹介でご確認下さい。
ここからは、余談になってしまいますが。。。
1.竹の生育地は?
竹の生育地を見ますと、オフィシャルなデータは残念ながらありません。しかし、一般には 北限は孟宗竹で年間平均気温10℃以上、最寒月の平均温度-2℃程度。日本では秋田県南部と 岩手県南部、北緯40度付近と言われています。真竹、ハチクはもう少し北部まで生息して おります。
南限は、南米、豪州、ニュージーランドなど南緯42℃と言われております。竹林は約1500〜2400万haであり、その5割程度が中国に生育しております。つまり、パンダの里の四川省を初めとする中国が世界で一番広い生育エリアなのです。また、インド等にも多く生息しております。勿論、日本も多いですが、中国の比ではありません。
2.日本以外は一般的な、竹?
こんなバックグラウンドがあるからか、中国は、竹繊維技術の先進国のひとつです。勿論、綿、絹、麻、合成繊維等に比べると、メジャーではないですが、世界では、使い込まれ始めております。欧米を初め、アジアでも製品化されております。逆に、日本がこの素材の発展途上国かもしれませんね。
3.何故、中国産なの
日本では、ごく僅かしか生産はされていないのではないでしょうか。しかし、中国では一般的であり、最大生産国です。世界各地に輸出をしております。我々は、良い商品を、低価格でご提供できるよう日々努力しております。また、弊社と共同で行なっている光伜紡績製品有限責任公司もそのひとつであり、その内容をご覧下さい。必ず、ご安心なされます。
4.謎だらけの竹
遺伝子導入技術がほとんどされていないのが実態です。竹の細胞を培養することじたいがごく稀な事例を除いて、 ルーチンに成功して例はありません。
しかし、伸長成長の速さをとっても、新しい細胞を作る為のエネルギー変換や部質の流れを効率的に、
行なわれるのでこのメカニズムを明確にすることにより、次世代の技術に多いに貢献すると思っております。
また、孟宗竹は67年に一度、真竹は120年に一度と言われている開花。これだけ長きに わたり栄養生殖のみを行なっており、一斉に開花後は、枯死するという不思議なメカニズム。
数十年の間辛抱して、開花し一生を終わるタケ、開花に立ち会いたいものです。
謎だらけのタケ、これから解明されていくでしょうが、謎に包まれた部分もそっと 取って置きたい気もします。
5.民間薬としても。。。
乳幼児の湿疹には、竹の葉とキクダを等分粉末にして練って着ける。
漆かぶれや蜂にさされた場合、葉を焼いて灰汁を作り、その汁で洗ったり、葉を煎じ汁で湿布する。
お酒の悪良いには、一握の葉を煎じてそのまま飲む。
たむしの場合は、竹の葉とナンテンの葉を等量に混ぜ、煎じて幹部に度々洗う。
不眠症、夜尿症には、葉または竹茹(チクジョ)を一回に10g煎じて飲む。
しゃっくりには、竹茹と葉を一緒に煎じて飲む
月経が長引く、鼻血、吐血には、葉または竹茹を5〜10g煎じて飲む。
注)竹茹(チクジョ)とは、ハチクの第二層皮である。すなわち、第一層の緑区の皮を削り取ったもの。
以上のものは、昔からの言い伝えであり、効用は定かではありません。
しかしながら、これだけ言い伝えられているということは、竹のひとつのパワーでしょう。
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